宇宙を独走するスペースXの秘密 2年後に火星へ?何を狙うのか…【報道1930】
これにより民間企業が早く月の水のある鉱区を見つけて押さえるという動きが始まった。実はこの解釈には日本も追随し、経産省が早く唾をつけろって民間企業に促しているという。とにかく水を押さえたものが月を制するようだ。 そして、月の次に目指すは火星だ。火星は今世紀中に人類の手が届く可能性がある唯一の天体だ。 科学ジャーナリスト 寺門和夫氏 「火星は人類が行く最終目標地点。それ以上遠くの惑星には(今世紀中には)行けない。(中略)月は人が住めませんが、火星は3分の1ですが重力もあるし大気も若干あるので地球に似ている…」 ますます話がSFになってきたが、月旅行までならかなり現実的になってきてはいる。しかし、そこに澤岡名誉学長は苦言を呈する。 大同大学 澤岡昭 名誉学長 「(気軽に月旅行ができるように…)そうなって欲しくないと思っています。一人の人間を宇宙に飛ばすためにもの凄いエネルギーが必要。地球環境考えたら興味や遊びで宇宙なんて(許してはいけない)…。宇宙に行く人は使うエネルギーに見合うだけの植林をするとか…。それができない人は行っちゃいけない。お金を出せば行ける?…大反対」 (BS-TBS『報道1930』12月4日放送より)
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