カスタムカーの祭典『東京オートサロン』開幕 ヒロミが車で“ヤンチャ感”、エスプレッソの香り漂う車も
日テレNEWS NNN
“年に一度のカスタムカーの祭典”として知られる『東京オートサロン2025』が10日に千葉・幕張メッセで開幕。車メーカーなどがアピールする魅力的なカスタムカーを取材しました。
今年で43年目の開催を迎えた東京オートサロン。年々規模を拡大し、公式サイトによると2020年には30万人を集めるイベントに成長したといいます。主催者によると、今年は389社が出展、カスタムカーなど857台が展示されました。 会場を取材すると、ホンダの新車『CIVIC TYPE R RACING BLACK Package』の初公開や、トヨタのカローラ(1966年式)といった懐かしい車、スポーツカーなどが集結し、多くの車ファンで熱気にあふれていました。
■車に“かわいい”を詰め込む
今回は、カスタムカーに注目。1つ目は、スズキの『ワゴンR スマイル EUROPEAN ANTIQUE』。「ヨーロピアン・アンティーク」の世界観を表現したモデルで、淡いピンクのボディーとタイヤが特徴です。
白いハンドルとシートにはリボンがあしらわれていたり、メーターパネルが花柄になっていたりするなど、細かいところまで“かわいい”を詰め込んだカスタマイズとなっていました。
■ヒロミのこだわり満載のカスタムカー
2つ目は、三菱自動車の『トライトン』のカスタムカー。この車種のブランドアンバサターであるタレントのヒロミさんがカスタマイズを手がけた車両を見ることができます。 ブースにいた担当者はヒロミさんがこだわったポイントについて、「(『トライトン』は)ピックアップトラックで元々車高が高いものを、街乗りでも楽しめるようにローダウンしてオンでもオフでも乗りこなせる車としてカスタマイズをこだわっていました」と説明。また、「色んな光沢パーツはマットなラッピングをして、“ヤンチャ感”を演出されている」と教えてくれました。
■エスプレッソの香りが漂う車も…
3つ目は、日産の『X-TRAIL unwind concept』。実はこれ、車でエスプレッソをたしなむことを想定したカスタムカーなんです。 現行車である『エクストレイル』がベースで、e-POWERというバッテリーを搭載しているため1500ワットの電力をとることが可能。そのため、車内にエスプレッソマシンが設置されていて、ブースにはその香りが漂っていました。
担当者は、「キャンプに行ってコーヒーを飲む方は、ミルひきでお湯を沸かして飲む方が多いんですけど、エスプレッソを飲む方はなかなかいない」と説明。テラスを載せたトレーラーもついていて、“Chill(チル)を味わう”世界観をカスタムカーで作り出しました。