知ってる?ジャパンキャットショーでも注目を集めた猫種「サイベリアン」
うちの子が健康で幸せになる3つのヒント
今回のキャットショーでは猫の飼い主さんの役に立つ講演が行われた。ペット防災専門家の平井潤子先生による「知っておきたい!猫のための防災対策」、猫心理学の専門家 高木佐保先生の「猫のこころを知ろう!猫の心理から読み解く“ねこのきもち”」、東京猫医療センター院長の服部幸先生の「猫の嘔吐SOSこんなときどうしたらいい?」のほか、二人の審査員によるキャットショーの楽しみ方講座なども開催された。これら講演から学んだ「うちの子が健康で楽しく暮らすための3つのヒント」を紹介しよう。 1)健康維持に重要な猫の食事 ブリーダーの熊井さんも、また、「ねこセミナー」に登壇した東京猫医療センター院長・獣医師の服部幸先生も、キャットフードは健康維持のために重要な要素であると語っていた。特に服部先生は「信頼できるメーカーの、質の良いフードを選ぶことが大切」と教えてくれた。 2)猫の健康や幸せを維持することは飼い主さんの役目 服部先生は今回、猫の嘔吐について講演したが、誤飲・誤食は飼い主さんが防ぐことができる事故だと言う。そして、「いつもと何かが違う、ちょっとの違いを感じることが、大切です」とアドバイスしてくれた。猫の防災対策も飼い主さんが準備すべきことのひとつ。猫の幸せのために、飼い主がやるべきことがある点を気づかせてくれた。 3)猫と遊ぶことの大切さ 服部先生の言う「ちょっとの違い」を知るために大事なのが、遊ぶこと。今回のキャットショーでも審査員は猫じゃらしで猫と遊ばせながら、審査をしていた。猫の自然な動きを見るのと同時に、遊ぶことでストレス解消にもなる。審査であっても、きちんと猫に配慮していることが伝わって来た。 猫の世界を堪能できるキャットショー。猫好きもそうでない人も、猫のパワーに触れ、感じることは多かったはず。キャットショーの猫もうちの子も、どっちも可愛くて最高!ということを再認識することができた。機会があれば、ぜひあなたもキャットショーを体験してみて。 文/柿川鮎子 撮影/木村圭司
@DIME編集部