重量誤差はたったの±0.5グラムという製品精度! 軟らかいのにネジれにくい「WATANABE GRIP」を試してみた
軟らかいのにネジれにくい「低トルク」グリップ
そして、一般のラバーグリップに比べ、低トルクになっているんです。これはスイング時に「ネジれにくく」、「ネジれたぶんは素早く元に戻る」という性能を表しています。なので、思いのままにクラブを操りやすいということなんですね。 低トルクにするにはグリップを硬くするという方法もあるのですが、そうするとフィット感が失われてしまうんです。「WATANABE GRIP」は軟らかさをキープしたまま低トルクを実現しているそうです。
「TX」はカラーが黒で、少ししっかり目の感触でかなりの低トルク性能。。そして「TS」はグレーで軟らかめの感触、緩やかなネジれ性能(それでも一般のグリップよりは低トルクですが)となっています。 僕は少し軟らかめがいいのと、グレーのカラーがいい感じなので「TS」をドライバーにいれてみました。デザインはシンプルで、メーカー名はグリップエンドの部分にしか入っていません。 握ってみると、少し軟らかさを感じますが、フニャッとしているワケではなく、意外としっかりしています。表面は少ししっとり感があり手にフィットします。グリップパターンはシンプルなものですが、スイングしてみても滑るような感じは全くなく、フィット感がいいです。太さはほんの少し細めに感じます。すでに何ラウンドか使っていますが、とても満足しています。 「TX」も使わせてもらったことがありますが「ほんの少しだけ硬いのかな」ぐらいで、そこまで「TS」との硬さに違いは感じませんでした。ただ数値的には「TX」の方がかなり低トルクになっているそうです。
クラブ重量やバランスにこだわる人に
グリップというのはどうしても使っているうちに汗や皮脂などで汚れてきます。そうなるとグリップ力の低下や劣化が起こるんですね。そこで「WATANABE GRIP」ではグリップ性能を維持するための専用クリーナーを販売しています。このクリーナーを使うことで、汚れを落とし劣化予防のコーティングができます。それと同時にグリップ力の低下を防ぎ、長く初期性能を維持することもできるんですね。 このクリーナー、かなりしっとり感がアップしてグリップ力も戻ってきます。定期的にやるとよさそうだし、試合の前とか大事なラウンドの前にもオススメだそうです。