B1仙台89ERS、三河に敗れて3連敗 落合嘉郎ヘッドコーチ「一度したミスを何度も繰り返した」
◇りそなB1リーグ 第10節 三河94―78仙台89ERS(7日・カメイアリーナ仙台) 仙台89ERSは三河に78―94で敗れて3連敗となった。第1クオーター(Q)終了時で18点差をつけられ、相手のペース。第2Qでは33点を奪って8点差まで追い上げたが、後半に粘れなかった。 また、カメイアリーナにため息が広がった。ホームでの3連敗に仙台89ERS・落合嘉郎ヘッドコーチ(42)は「一度したミスを何度も繰り返した。歯を食いしばって頑張らないといけない」と渋い表情だった。 第1Qから相手のゾーンディフェンスに苦戦。第2QはPFネイサン・ブース(30)が「いいタイミングで打てる時にパスがしっかり回ってきた」と3点シュートを3本中3本決めるなど猛追。最大24点差を8点差まで詰めたが、後半はシュートを決めきれず。速攻から21失点するなど再び突き放された。 この日の入場者数は3540人。昨季、一度もなかった3000人台に落ち込んだ。「全員が同じ方向を向いて、技術だけでなく、気持ちでもしっかり準備をしないといけない」とブース。苦しい中でも勝利を追い求め続け、歓声に応えてみせる。(秋元 萌佳)
報知新聞社