Hey! Say! JUMPの髙木雄也が着る、“艶のある”大人の着こなし術 PART1
ドレッシーに着飾る術を知ってこそ、大人の装いを知るというもの。今回は、Hey! Say! JUMPの髙木雄也がスーツ、ジャケット、アクセサリーの着こなしを見せる第一回目。パフォーマーとして常に感性を磨く高木雄也なりに表現する、艶のある大人の着こなしとは。
主演 髙木雄也/“艶のある”オトコ PART1「スーツ」
「艶」。色気やセクシーさと同義で使われつつも、そこには一言で語り尽くせない魅惑的な何かが潜んでいる。 古くは平安時代、『源氏物語』や『枕草子』で幾度も描写されたように、貴族的な美意識や風情を表す言葉として存在した。時にクラクラしそうなほど(?)艶めかしく、品のある佇まいだったそうな。 そんな“艶のある”オトコを多面的に表現するのは、Hey! Say! JUMPのセクシー担当、髙木雄也さん。男女の情事にまつわる舞台で1人8役(!)という刺激的な大役を演じた彼が魅せる、正統派な艶から、ワイルドな艶、妖しげな艶、そして華麗な艶とは──。 全3部作の本連載。第1回目は、髙木さん自身も最近ハマっているという「スーツ」スタイルをお届けします。
■ TAGLIATORE/重なるイタリアンカラーに、ワイルドな艶が滲む
袖を通すだけで野生的な色気が漂うスーツは、オトコにとっての理想形。カチッとした肩のライン、胸元の立体感、ウエストの滑らかなくびれまで。まさにブランド名のタリアトーレ(裁断士)を随所に感じさせる、美しいカッティング。それでいて副資材を極力用いず、ノンストレスな着心地をも追求したモデル『ヴェスヴィオ』は、秋の注目株。 デザイナーのピーノ・レラリオ氏は、フォルムのみならず、テキスタイルへの深い造詣を持つ。糸からセレクトし作り上げるエクスクルーシブな生地にもブランドの拘りが。このSUPER130’sウールヘリンボーンは、上品な艶のある糸に惚れ込んだものだとか。 渋めのキャメルベージュに、ブラウン&オレンジで秋色をレイヤード。時折見せる物憂げな表情と相まり、ムードが高まって。顔周りを華やかに、さり気なく視線を集めるのが、大人の流儀です。