大谷翔平、今季54個目の盗塁で「52‐54」達成!イチローの日本人記録まであと2盗塁
【MLB】ドジャース - ロッキーズ(9月22日・日本時間23日/ロサンゼルス) 【映像】大谷、54盗塁で「52‐54」達成の瞬間 「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手が第2打席でこの日2本目の安打を放ち、直後に今季54個目の盗塁を決めた。シーズン52本塁打と合わせて自身が更新し続ける記録を「52‐54」まで伸ばした。2001年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本人最多56盗塁まであと2盗塁と迫っている。 リーグをまたいでの2年連続本塁打王を「当確」させている大谷が、「足」でも偉大な記録に迫っている。9月19日(日本時間20日)に前人未到の「50‐50(50本塁打、50盗塁)」を達成してからも勢いは衰えず、自らの記録をさらに更新。同日に6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という異次元の打撃を披露し、「50‐50」どころか一気に「51‐51」に到達したが、21日はさらに「52‐52」とし、前日の試合では盗塁を決めて「52‐53」。本塁打を打つたびに、盗塁を決めるたびに誰も足を踏み入れたことのない領域を開拓し続けている。 すでに日本人メジャーリーガーのシーズン最多本塁打、最多打点では松井秀喜(ヤンキース)の記録を更新済みだが、盗塁でも記録更新となれば日本野球界のレジェンド、松井秀喜とイチローの記録をダブルで破ると快挙になる。 投手としてのリハビリは順調に進み、来季は振った美マウンドに戻ってくる見込みの大谷。身体への負担やケガのリスクを考えると、これほどまでに「走る」シーズンは今季が最初で最後になる可能性もある。唯一のチャンスで尊敬するイチローの記録を越えられるか――。シーズン残り試合、ドジャースの地区優勝の行方とともに大谷の足からも目が離せない。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)