首都圏で相次ぐ強盗事件、「新たに防犯対策」が2割 護身グッズ購入、格闘技を習い始めた人も
「対策した」「近日中に対策予定」「もともと防犯対策をしていた」と回答した148人に対策の中身を尋ねたところ、「センサーライトを設置した」が51.4%で最多でした。 「ドアの施錠確認を入念にするようになった」が49.3%で続きましたが、自宅の防犯対策についての回答では5.6%にとどまっており、大きく異なる結果となりました。また、「防犯カメラを設置した」についても、実家では28.4%で、自宅の61.2%に比べると控えめの数値でした。 「格闘技・武道を習い始めた」が0.7%に過ぎなかったのは、住民が高齢であることの影響もありそうです。
●対策に頭悩ませている人も「助け合いの風土なく心配」「心構えも重要」
回答者全員に「自宅やご実家周辺で2年以内に強盗の下見(らしきもの)に遭遇した経験の有無」について尋ねたところ、「遭遇したことがある」が12.0%、「遭遇したことがない」が63.3%、「わからない」が24.7%という結果になりました。
自由回答では、防犯対策に関する意見として、以下のようなものがありました。 「地域のつながりが希薄になっているので、近所で助け合う風土がないのは心配」 「施錠確認をするよう実家に強く伝えた」 「襲う気できている犯罪を抑止策で防げるはずがない」 「防犯カメラが見えるところにあるだけでも抑止力になるかなと思う」 「ニュースを見ていると、対策をしてもなかなか防ぐことが難しそうに感じる」 「防犯対策の補助金を行政は出してほしい」 「夜間や外出中も消費電力の低い電気を常灯しておくようにしている」 「実家の場合、物理的な対策はもとより、本人の心構えなども重要」