【なでしこジャパン】内田篤人コーチの初日は和気あいあい 選手は「テレビで見るときは『うっちー』だけど…」と呼び方に戸惑い
パリ五輪後初の実戦となる韓国代表との親善試合(26日、国立競技場)へ向け、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が21日に合宿をスタート。高円宮記念JFA夢フィールドで練習を行いました。 【57歳236日】キングカズ・三浦知良 JFL最年長出場記録更新 参加メンバーのなかで一際注目を浴びたのが、4日にコーチ就任が電撃発表された内田篤人コーチ。日本代表のジャージーを身にまとい、練習に参加しました。 この日は週末のWEリーグの試合に出場した選手も多く、軽めの調整。内田コーチはジョギング中に初招集・遠藤優選手の蹴ったボールが頭に当たっても笑顔を見せるなど和気あいあいとした雰囲気で、選手たちと積極的にコミュニケーションをとりながらおよそ50分間汗を流しました。 現役時代にはA代表で通算74試合に出場、またドイツの地で7シーズン半プレーした内田コーチ。遠藤選手は「なんて呼べばいいんだろうって話をしていて。いつもテレビで見ている時は『うっちー』って呼んでいて、でもそういう訳にもいかない(笑)」と戸惑いを見せますが、「(同じ右)サイドバックなので、いっぱい色々聞いて自分の成長につなげたい」と語りました。 チームを率いる佐々木則夫監督代行も「空気を読むとか、選手とのコミュニケーションも自然体で。いいセンスしていますよね」と内田コーチの仕事ぶりを称賛。活動期間は26日の韓国戦までの“期限付き”となりますが、「今回代表招集された選手が『うっちーがいて楽しかった』というような。いろいろな経験をしていますので、さまざまなものを発信してもらえれば」と“内田コーチ効果”を期待しました。