ヤクルト2位・モイセエフ、1000メートル走でいきなり2連勝! 「動ける体をつくってきました」
ダイナミックな走法でモイセエフニキータ外野手(18)=豊川高=が”連勝”を決めた。9日、ヤクルトの新人合同自主トレ2日目の最後に組まれたメニューは、戸田球場横にあるトラックでの1000メートル走×3本。身長182センチ、体重87キロから繰り出される大きなストライドで1本目を3分40秒、2本目を3分42秒で勝利した。 3本目を走り終え、参加したルーキーたちは精根尽き果てた。育成4人を含む同期入団で田中陽翔内野手(18)=健大高崎高=とともに最年少のモイセエフといえど、それは例外ではない。ドラフト2位で指名されて以降も「(高校の)現役でやっていたことをずっとやってきて、動ける体をつくってきました」とトレーニングを重ねてきたが、疲労の度合いはマックス。息を切らし足取り重く大粒の汗を流した。 焦らずじっくり力をつける。それは体力面も技術面でも全く同じ。「まずは体つくりが大切になってくるので、結果を出せるように頑張っていきたいです」。1軍の舞台を目指すいまは土台を築く時期。モイセエフは意識も志も高く持つ。
中日スポーツ