岩屋毅外相、日韓で「緊密に意思疎通していく」 「佐渡島の金山」追悼式巡る問題
岩屋毅外相は26日午後(日本時間27日未明)、先進7カ国(G7)外相会合出席のため訪問したイタリアで記者団の取材に応じ、26日午前中に韓国の趙兌烈外相と短時間会談したことを明らかにした。 岩屋氏によると会談では、世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式を巡る問題が両国関係に影響を与えないようにすることで一致し、さまざまなレベルで今後も緊密に意思疎通していくことを確認した。 韓国政府は24日に佐渡市で行われた追悼式に参加しなかった。日本政府が派遣した生稲晃子外務政務官が過去に靖国神社を参拝した、との誤った報道に基づき韓国内で反対論が高まったためだとみられている。