レクサスの斬新コンセプト「エレクトリファイドスポーツ」市販化の可能性は? 伝説の“和製スーパーカー”「LFA」後継との説も? テスト車目撃で「次の動き」にも期待大!
海外で目撃されたテスト車両は市販版「エレクトリファイドスポーツ」なのか!?
トヨタがおこなった「バッテリーEV戦略に関する説明会」において、10数車種に及ぶ初披露モデルのうちの1台だったレクサス エレクトリファイドスポーツ。 低い車高や挑戦的なデザインをまとったスポーツBEV(バッテリーEV:電気自動車)という成り立ちでした。 その後、2022年6月の英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」や、2022年8月の米国「モントレー・カー・ウィーク2022」、2023年4月の「上海モーターショー」など、世界各国のイベントで実車が披露されていますが、初登場から3年が経ったいまも、いまだ市販化に向けた具体的な公式情報は聞こえてきません。
ただ2024年秋には、ドイツの難関サーキット「ニュルブルクリンク」近郊で、LFAの後継モデルと思われる「LFR」(仮称)のプロトタイプカーによるテスト走行が相次いで目撃されています。 ボディ全体に偽装が施されていたようですが、ロングノーズかつ低全高&ワイドなスタイルは、エレクトリファイドスポーツを想起させる雰囲気もありました。 一方で両側2本出しのマフラーエンドが見えるため、純粋なBEVというワケではなく、何かしらの内燃機関が搭載されていることがわかります。 すでに公道テストが行われている状況から察すると、LFR(仮称)は市販化に向けた最終段階に突入していると予想できます。 これまで、LFA後継のスーパースポーツは、エレクトリファイドスポーツのようにスポーツEVとなるシナリオが予想されていました。 しかしレクサスは、次期スーパースポーツモデルに「エンジンを搭載したスーパーカー」の道を選んだということでしょう。 もちろんこの時代に登場するからには、レクサスが得意とするハイブリッドなどの電動化技術も併せ持っているはず。 既存のV6ターボハイブリッドか、新しい多気筒エンジンか、はたまたヤマハが開発中といわれる5.0リッターV型8気筒水素燃焼エンジンとなるのかわかりません。 2025年1月の「東京オートサロン2025」、はたまた10月の「ジャパンモビリティショー2025」において、新型LFR(仮称)の何かしらの続報を聞けることを大いに期待しています。 クルマ好きにとっても非常に楽しみな注目のモデルとなりそうです。
吉川 賢一
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