【からつボート(モーニング)一般】酒見峻介 今節も〝4カドの酒見〟に注目
<23日・からつボート・初日> <狙い目> 西島義則や石川真二のように前付けを武器とする選手がいれば、阿波勝哉や菅章哉のようにチルトを跳ねて豪快なまくりを武器とする選手もいる。彼らが〝個性派〟と言われるゆえんは、それらの秀でた〝一芸〟にあるのだろう。 佐賀支部の酒見峻介も、4コース戦の活躍が際立つ〝個性派〟のひとり。直近(4月~)の1コース平均Sタイミングがコンマ18に対して、4コース平均Sタイミングはコンマ11と差が歴然。しかも4コース1着率は34.7%(イン1着率は29.4%)もあり、決まり手のほとんどが〝まくり〟。実績にも如実に表れる生粋のまくり屋だ。 初日は3、4着と中間着を並べたが、前半はインから星を取りこぼしてしまい、ほろ苦いスタート。今節、手にしたエンジンは45号機。「中途半端ですね」と満足の域にはないが、「まだ伸び型にしきれていないので、ペラを思いっ切り叩きます」と武器となる伸びを強化する構えだ。 2日目4Rは4コース戦。「来ましたね。頑張ります」とニヤリ。〝4カドの酒見〟が予選突破へ気迫みなぎる一撃を放つ。 ▼4R 3コースの船越健吾がF2。酒見がカドからS一気にまくり切る。4―56―156