熊本-台湾結ぶ定期便で初の貨物輸出『球磨焼酎』の4銘柄120本が海を渡る 半導体関連の貨物輸出も増加見込む
熊本と台湾を結ぶ旅客便で、貨物の輸出が11月8日から可能になり、初めての便で球磨焼酎が輸出された。 【画像】定期便に載せられるコンテナ
チャイナエアラインの定期便で貨物輸出
台湾に向けて輸出される初めての航空貨物となったのは、熊本県南部の人吉球磨地域で造られる米焼酎だけが認められたブランド・球磨焼酎だ。 11月8日は航空貨物用のコンテナに4銘柄120本を入れた箱が載せられ、チャイナエアラインの定期旅客便に積み込まれた。 これまで熊本空港では海外への定期便を利用した国際航空貨物の輸出環境が整っていなかったが、2023年に電子通関システムなどを整備し、輸送が可能となった。 定期便での輸出は現時点ではチャイナエアラインの台湾便のみだが、熊本県は今後半導体関連の貨物の輸出も増加すると見込んでいて、韓国便や香港便での輸出についても他の航空会社との協議を進めたいとしている。 今回輸出された球磨焼酎は11月15日から台北市で開催される『台北国際酒展』で販売される予定だ。 (テレビ熊本)
テレビ熊本