今年は投手大豊作・南北北海道大会に出場する8人の怪腕!打者圧倒の北照・高橋、奪三振王、旭川実・田中が双璧!
11日から南北海道大会、13日から北北海道大会が開幕する。今年の北海道大会はプロ注目投手が多い投手豊作年となっている。 【一覧】北海道の注目投手リスト
南北海道では全国ランク16位の左腕・高橋(北照)に注目
南北海道では北照の147キロ左腕・高橋 幸佑投手(3年)が多数のプロ球団から注目されている。左スリークォーターから繰り出す140キロ中盤の速球、切れ味鋭いスライダーで打者を圧倒し、支部予選でも好投をみせた。ドラフト中位での指名が予想されるが、5年ぶりの甲子園出場で、さらに評価を高めたい。 三季連続の甲子園出場を狙う北海の松田 収司投手(2年)が復活したのが大きい。右スリークォーターから140キロ前後の速球、スライダーをきっちりと投げ分け、投球の完成度が高い右腕だ。実力的には3年生投手と遜色ない。 札幌日大の小熊 梓龍投手(3年)は左スリークォーター気味から最速143キロの速球、スライダーを投げ込む札幌地区屈指の好左腕。支部予選では東海大札幌相手に7回を投げて、9奪三振、2失点の好投を見せた。 札幌大谷の菊地 大一投手(3年)は伸びやかな投球フォームから最速147キロを誇る本格派右腕。荒削りだが、ポテンシャルは非常に高い。 札幌第一の阿部 拓貴投手(3年)は下級生から注目を浴び、145キロを計測する右腕。南北海道大会でも活躍を見せることができるか。
北北海道では旭川実・田中が奪三振ラッシュ! スカウト評価もうなぎ上り!
北北海道では旭川実の151キロ右腕・田中 稜真投手(3年)が北海道No.1右腕という評価を与えられている。178センチ80キロという体型から鋭く腕を振って、常時145キロ前後の速球と、スライダー、カーブ、チェンジアップを巧みに投げ分ける。支部予選では15回を投げ28奪三振の快投だった。多数の球団スカウトから視察され、ドラフト上位候補として注目される田中は2010年以来、14年ぶりの甲子園出場に導くことができるか。 北見柏陽の147キロ左腕・山内 悠生投手(3年)は荒削りだが、常時140キロ前半の速球、曲がりが大きいスライダーは光るものがある。 2年ぶりの甲子園出場を目指す旭川志峯(旧旭川大高)のエース・小笠原 大翔(3年)はしなやかな腕の振りから繰り出す140キロ前半の速球を投げ、緩急を使った投球もできる右の本格派だ。