早大・小宮山監督が試合中、相手ベンチに声荒らげる 楽天2位・徳山の状態を心配「ピッチャー壊れちゃうよ」
「明治神宮野球大会・大学の部2回戦、環太平洋大2-1早大」(23日、神宮球場) 初戦敗退となった早大・小宮山悟監督(59)が試合中に声を荒らげるシーンがあった。 【写真】相手ベンチに声を荒げた小宮山監督 敗戦後は深々と頭を下げる 楽天ドラフト2位で指名された環太平洋大・徳山一翔投手が10回5安打1失点で完投。「九回に左足、十回に両足をつっていた。出し切りました」と満身創痍(そうい)で投げきった。延長十回タイブレーク中には一度マウンドを降りて水分補給。その際に早大・小宮山監督が「ピッチャー壊れちゃうよ」と声を発した。 試合後、小宮山監督は「ちょっとかわいそうですね。心配ですよね最後、あんな状態で投げさせて。ふくらはぎをつるのはクセになりますから」と徳山を心配し、「よく投げたと思うよこの状況で。ここで投手生命を絶たれることがあってはならない」と話した。 敗戦については「打てない、その1点だと思います。この敗戦を忘れずに戦ってくれれば」と前を向いた。