【バレー】男子バレーボール 日本戦後のイタリアコメント。ルッソ「彼らは何でもできるんです。マンガの世界のようでした」 パリ五輪
パリ五輪男子バレーボール競技、日本は、準々決勝でイタリアに2-3で敗れた。試合後のイタリアの監督と選手のコメントを紹介する。(FIVB、FIPAVインタビューより)
やっていることを信じるように
●デ・ジョルジ監督: 日本は並外れたプレーをして、その差はわずかでした。2セット目はうまくいっていたのですが、取ることができませんでした。しかし最後まで解決方法を探り、いつも何かちょっとしたことを足していって、あきらめずに抵抗できたので、よかったです。このように守備をしてくるチームと戦うことは、とても難しいです。心理的ダメージも大きく、自分のスパイクが拾われ決まらない時は、イライラが募ります。選手たちに落ち込まずしっかりするように声を掛け、それができたと思います。そこからいくつかのことを変えていって、うまくいきました。また、集中して、やっていることを信じるようにとも言い続けました。ポイントを重ねていくことができたのは、ラッキーだったわけではないので、とても満足しています。 ●MBルッソ:とても難しい試合だったので、とても嬉しいです。前からわかっていたのですが、彼らの守備は本当にすごくて、自分が映画かマンガの世界にでもいるみたいな気がしました。本当ですよ。彼らはなんでもできるんです。だけど、私たちはほとんど負けそうになった時も、気持ちをしっかり持って踏みとどまることができました。今日は正直に言って攻撃はうまくいきませんでした。でも最後の方で、ブロックは貢献できたかなと思います。でも勝つことが大切で、それ以外はあまり問題ではないと思います。 ●OHラビア:このような試合に勝てて、とても幸せです。第3セットの終盤で劣勢の時に、シモーネ(・ジャネッリ)がエースを取ってくれて、挽回してくれました。彼は私たちのリーダーなので、彼のリードに従って、戦い続けました。ここでは、いくつかの世界のベストチームと対戦しました。準決勝に行けてとても幸せです。
唐木田 真里子