地方で「築50年以上の古民家」を購入して移住しようと考えています。築年数が古いと火災保険に入れない、入れても保険料が高いと聞くのですが本当でしょうか?
築50年の古民家で保険料をおさえて火災保険に加入する方法
築50年でも加入できる火災保険はあるものの、保険料が高くなる傾向です。しかし、火災保険は火災のみならず、落雷・破裂、爆破のほか、自然災害・窃盗や水濡れなど幅広く住まいの補償をしてくれるため古民家とはいえ、加入しておきたい保険です。 本項では、築50年以上の古い家で火災保険に加入する際に、保険料をおさえる方法を紹介します。実践することで、保険料の負担を減らせるでしょう。 ■補償内容を絞る 不要な特約や補償を外すことで、保険料をおさえられます。火災保険の補償内容は保険会社によって違いはあるものの、火災・落雷・破裂、爆発による損失が基本の補償となっているケースが多いです。水災や風災といったものはオプション補償となっている保険会社もあるため、必要ないと感じたら補償から外して保険料をおさえるとよいでしょう。 ■保険料の支払い方法を一括にする 保険料は、一括で支払うことで安くなる傾向です。もし途中で保険料が上がっても、値上がり前に保険料を一括で支払っておくことで、支払総額は変わらないままになります。 ■保険期間を長期にする 火災保険の保険期間は、1~5年から選べる保険会社が多いです。保険期間を長期にすると保険料を安くしてくれる保険会社もあるため、保険料をおさえたい人は保険期間を長期にしましょう。 ■免責金額を設定する 免責金額を設定して、保険料をおさえましょう。免責金額とは、補償を受ける際に契約時に設定した自己負担分のことです。免責金額を差し引くため保険金額が減ってしまうものの、その分保険料をおさえられます
築50年以上の古民家の火災保険は対策をすれば安くおさえられる可能性も
築年数が古い家で火災保険に加入しようとすると、保険料が高かったり契約できなかったりする恐れがあります。築年数が古い家の場合、損害のリスクが高いとされているからです。 古い家でも火災保険に加入したい場合は、「保険料を一括で払う」「長期の保険期間で契約する」「免責金額を設定する」などで対策をすると、保険料をおさえられる可能性があります。火災保険の契約方法を工夫し、負担を減らしてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部