『アンメット』主演・杉咲花が涙のクランクアップ「こんなに最高なドラマができあがるんだって毎日が誇らしかった」
杉咲花の主演ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の最終話が、24日(月)に放送される。放送に先立ち、杉咲のクランプアップコメントが到着した。 【写真】『アンメット』最終話場面カット【21点】 座長として『アンメット』に全身全霊で向き合ってきた杉咲。最後のシーンを撮り終え、「ミヤビ役、杉咲花さん、オールアップです!」の声がかかり、花束を贈られると、その場にいた全員からこれ以上ない盛大な拍手がおくられた。 最後の挨拶を求められた杉咲はしばし静止すると、感極まり腕で顔を覆った。そして一言一言、大切に言葉を紡ぎながら、撮影開始当初の思いやキャスト・スタッフへの感謝、『アンメット』への思いを明かした。 杉咲は「今までいろんな経験をさせてもらってきて、全部かけがえのない思い出なんですけど、心のどこかで、もどかしさとか口惜しさを感じてきたことが、『アンメット』に関わって報われたような気持ちでした。関わる人たちがアイデアと体力を振り絞って、そして愛情を注ぎ続けたら、こんなに最高なドラマができあがるんだって毎日が誇らしかったです。 これまでみなさんもいろんな仕事、いろんな経験をされてきたと思うんですけど、心がすり減ることとか、はらわた煮えくり返るくらいやり場のない気持ちになることとか、やっぱりあって。だけどそういう経験をしなくても、人は学べるし、成長できると思っていて。 だからこの現場では誰一人置き去りにしたくなかったし、誰もが居場所を見つけられて、この日々を愛せて、自分よりも年下のスタッフさんも多いなかで、もうちょっとこの仕事を続けてみようとか、この仕事選んでよかったって思ってもらえたら。そんな現場になったらいいなと思ってました。すべての役にファンがついてほしいって思ってました。 そして頑なにドラマを選んでこなかった若葉くんが、出演を決めてくれて。過去のどの出演作よりも輝いてほしいと思っていたし、今までで一番記憶に焼き付く現場になってほしいと思ってました。この自分の中にある夢が叶ったかは分からないですけど、でも、今の自分にできることは全て注いだつもりで、やり残したことはないと思っています。 だけど、未熟な姿もたくさんお見せしてしまって、ご心配をおかけしてしまったこともあると思いますけど、現場に来ると絶対に手を抜かない皆さんがいて。どんなに過酷な状況でも、面白がってやってのける、このチームがむちゃくちゃ格好良かったです。 ひとりひとりが自分の仕事に意味を見出してる姿に、この現場だったらどこまでもいけると思ってました。そんな皆様の姿を特等席で見つめながら過ごせた日々が幸せでした。また、みなさんに会いたいです。ありがとうございました!」とコメントした。
ENTAME next編集部