日本レスリング協会公式キャラクター『レスにゃん』を手がけたアートジャンキー:カトウ"AJ"シンイチロウ x AACC主宰:阿部裕幸が久々の再会で赤裸々トーク!
日本レスリング協会の公式キャラクター『レスにゃん』を手がけたのは、人気ソフビアーティスト『アートジャンキー』ことカトウ"AJ"シンイチロウ氏。もともとプロレス・格闘技のTシャツデザイナーでもあったカトウ氏は、今や業界屈指の総合格闘技ジムとなったAACC主宰『アベアニ』こと阿部裕幸氏と上京前から親交があった。そのAACCのロゴやTシャツも手がけいっしょに海外遠征にも出かけるようになり、20数年来の付き合いに。このインタビューが久しぶりの再会となるお二人にお話をお聞きしました!(聞き手:スレンダー川口) ――暮れのお忙しい中ありがとうございます(取材日12/26)。お二人が顔合わせるのはいつ以来ですか? カトウ「阿部さん、前会ったのは1年前ぐらいですか、東京ドームホテルで食事した時」 阿部「1年ぶりぐらいだね。え、東京出てきたの何年?」 カトウ「僕、2002年ですね」 ――知り合ったきっかけはやはり格闘技関係ですか? 阿部「最初は、格闘技の大会でTシャツ売ってたんですよ、横で」 カトウ「AACCの横で大石真丈選手のTシャツ売ってて。修斗でフェザーのベルトをマモル選手から獲った頃」 阿部「懐かしい~(笑)」 カトウ「マモル選手もね、最近引退して」 ――ルミナさんと引退エキシビジョンやってましたね カトウ「阿部さんとは上京前に知り合って、上京したらご飯食べに行って」 阿部「新宿の南口のカニ屋さんでカニ食べたんだよね。なんでカニだったのかな?よく分かんないけど(笑)」 カトウ「それからAACCのTシャツのデザインやらせてもらって、物販を毎回やって。当時のAACCって試合が終わると必ず「みんなで打ち上げ」が恒例でずっと参加するようになって。でね、海外でフジメグ(藤井 惠)とかが試合決まると「カトウくんも行く?」って誘ってくれるわけ。『あ、じゃあ行きます!』って」 阿部「結構カトウくんとはどこにでも行ったよね。ニューヨークも行ってるしカナダも行ってるし、パリは現地集合だったかな?」 ――え?現地集合ですか? カトウ「いや、違うの!阿部さん途中で帰っちゃうの!なんか時計見て『あ、セコンドつかないといけないから帰るわ』って!(笑)」 ――誘っといて現地でほったらかしですか??? 阿部「あ、そうだった!いや、でもパリに共通の知人がいて、彼も日本のキャラクターとかが好きで知り合いのギャラリーでアートジャンキーの展示会やろうってことになったんですよ。カトウくんそれ行かなきゃいけないねって。だから元々フライトも別々なんだけど『先帰るけど大丈夫』って言ってね(笑)」 カトウ「大丈夫も何もないよね?(笑)」 阿部「で、一人でメトロポリタンだっけどこだっけ、美術館、行ったんだよね、有名なやつ、パリの・・・。う~ん、全然出てこない(笑)」 ――ルーブルですか? カトウ「そう!ルーブル美術館!そこにも一人で行ってさ~。あと、そのパリのみんなが練習に来たの、日本に。観光も兼ねて選手もいっぱい」 阿部「で、今鎌倉住んでるんで「鎌倉おいでよ!みんなで行こうぜ!」って誘ってカトウくんも来て。5~6人かな」 カトウ「それでさ、また『夕方キッズクラスがあるから』って行っちゃうの!でね、5~6人どころじゃないの!十何人いて、俺何にも鎌倉知らないのに鎌倉大仏とか案内して!(笑)」 阿部「思い出した思い出した!」 カトウ「そんなのが当たり前なの阿部さんは。なんかさ、一寸先はハプニング!いちいちおろおろしちゃダメ、楽しまなきゃ」 ――踏み出せば道となりますもんね(笑) 阿部「レスにゃんはどういった経緯なの?」 カトウ「公募があったんですよ。ヨシと思って出してみたら選んでいただいて。感謝です。その後着ぐるみも出来て、でもなんかあんまり手が上がんないから構えられないんじゃないかな(笑)」