日本代表、予想スタメン全選手紹介。イラン戦でケガ人の復帰は? 三笘先発復帰はあるか【アジアカップ2023】
DF:町田浩樹(背番号15) 生年月日:1997年8月25日(26歳) 所属クラブ:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:8試合0得点0アシスト センターバックの一角には町田浩樹が起用されると予想している。というのも、ラウンド16のバーレーン代表戦終盤に板倉滉が相手選手との接触で左脚を負傷している。試合後には「打撲だと思う」、2日には「大丈夫」と話していたが、万全の状態でなければ起用を見送る可能性がある。今大会で森保一監督は選手のコンディションの見極めに慎重で、その姿勢を貫く可能性は高い。 町田がこれまで日本代表で出場したのはわずか8試合だが、そのほとんどの試合で高いクオリティを見せており、出場した試合はこれまで負けなし。板倉や冨安の影に隠れることも多いが、ベルギーリーグで首位を独走するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで主力を務め、UEFAヨーロッパリーグというハイレベルな舞台も経験済みである。 今大会ではグループステージ第3節で先発起用されて勝利に貢献し、ラウンド16では途中出場で3バックの一角に入り、クローザーとしてチームを勝利に導いた。対人守備能力の高さとカバーリング能力の高さは、板倉や冨安にも決して劣らない。出番が来ればこれまでのように活躍してくれるはずだ。
DF:毎熊晟矢(背番号16) 生年月日:1997年10月16日(26歳) 所属クラブ:セレッソ大阪 2023リーグ戦成績:31試合1得点2アシスト 日本代表通算成績:7試合0得点2アシスト 2022年のFIFAワールドカップ以降に右サイドバックのファーストチョイスとして定着しつつあった菅原由勢は今大会で良さを発揮できずに苦しんでいる。その一方で、菅原に代わってグループステージ第3節から2試合続けて先発起用された毎熊晟矢は自信の持ち味を活かしている。 ラウンド16では攻撃面での特徴がいかんなく発揮された。中央に絞った位置で遠藤航からパスを受けて右足を振り抜くと、シュートがポストに直撃して跳ね返りを堂安律が押し込んだ。さらに、上田綺世の動き出しに合わせて正確なパスをつけ、上田のゴールをアシスト。2得点に絡む活躍を見せたのだった。 アジアではシンプルなフィジカル勝負を挑まれるケースも多いが、毎熊は先発した2試合のデュエルで21戦14勝(データサイト『Sofasocore』を参照)と大きく上回っている。攻撃面では久保建英や堂安律との相性も良く、今大会では今後もこのセットが中心となりそうだ。