第一生命社長、金利高見据え国債入れ替え-30年債は2.5%が上限
相互会社の形態をとる生保大手の間では、年金保険などの予定利率の引き上げが相次いでいるが、より資本規律を重視する株式会社の同社は、30年を超えるような長期の契約で同一の利率を保証するリスクを取ることには慎重になる。「戦略の差は出ているが、これが制約とは思っていない」として、高度な数学的手法を用いるクオンツ運用に特化したグループ企業などと連携しながら商品開発の強化に注力すると述べた。
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Nao Sano