高値モミ合い想定の日本株相場で上伸余地ある好調3銘柄
日本各地で今年の最高気温の更新が相次いでいるが、日本株相場も短期急騰でやや過熱感が出てきている(写真:ブルームバーグ)
7月5日の東京株式市場は、前日4日の欧州株市場の上昇を好感して、買い先行でスタート。取引時間中の日経平均株価は3月22日につけた過去最高値4万1087円を約3カ月半ぶりに更新した。ただ、後場に入ると、日本時間の今夜に発表されるアメリカの6月雇用統計を前にして、買い手控え姿勢が強まり、終値は前日比1円安の4万0912円と6営業日ぶりに小幅反落した。 来週(8~12日)は、日経平均が4万円台を固める推移となりそうだ。日本取引所グループが4日に発表した6月第4週(24~28日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物株式を6週ぶりに買い越した。最近2週間で約2300円と短期で急騰したことへの警戒感から利益確定売りが想定されるが、しばらくは海外投資家の買い越しが継続しそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは4万0200~4万1100円とする。
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冨田 康夫