ジェフ千葉・小森がベルギーへ 1部「シントトロイデン」期限付き移籍 「人生の目標へ重要な一歩」
J2千葉は8日、FW小森飛絢(24)がベルギー1部のシントトロイデン(STVV)へ期限付き移籍すると発表した。小森は同クラブを通じ「僕のサッカー人生における目標を実現するための重要な一歩。常に最高のパフォーマンスでチームに貢献できるよう日々頑張る」とコメントした。期間は6月末まで。背番号41。 小森は富山第一高、新潟医療福祉大を経て2022年7月に特別指定選手として千葉に加入し、同年9月の長崎戦でJリーグデビュー。23年に13ゴールを挙げて頭角を現すと、昨季は全38試合に出場して23ゴールで得点王に輝き、ベストイレブンとMVPを受賞した。 今オフにはワールドカップ(W杯)出場への意欲を示し、海外クラブでのプレーを希望。千葉は今月5日、小森が欧州のクラブと移籍の基本合意に達し、メディカルチェックを受けるために渡欧したと発表していた。 シントトロイデンのCEOは小森を「今シーズン終盤の重要な試合において重要な役割を担ってくれると確信している」と評価。小森は千葉を離れることに「ジェフ千葉でプレーし、共に戦えたことは僕にとって大切な記憶であり、誇り。僕のチャントがフクアリに鳴り響くのが大好きだった。一生の宝物。戦いの場は海外へと移るが、勝利へ導くゴールを決め続けること約束する」とコメントした。