愛車の純正シート、驚きの活用法 費用たったの3000円 ネット脱帽「素晴らしいライフハック」
費用は合計で3000円ちょっと、使った工具は「グラインダーとドリルくらい」
愛車カスタムの中でも一般的な座席シートの交換。取り外した後の純正シートの取り扱いに困っている人も多いだろう。愛車の純正シートをちょっとした工夫でリクライニングチェアに加工してしまったという投稿が、ネット上で話題を呼んでいる。投稿者のまっちゃん(@matsu_carcycles)さんに、詳しい話を聞いた。 【動画】リクライニングしても倒れない? スライド構造について解説した動画 「外した純正シートって置き場に困りますよね。そんな時は、ホムセンに行ってアルミの角材とボルトナット、調整脚を必要分買いましょう。だいたい3千円くらいでリクライニング付きの立派なイスに早変わりしますよw 15cmくらい嵩上げすると良き感じです」 先月下旬、SNS上で拡散した投稿には、立派な脚が取り付けられ、リクライニングチェアとして生まれ変わった座席シートの画像が収められている。続く投稿では、「『こういうの後ろにバッターン! って倒れるんだよなー』という引リツがありますが、倒れません。レールがスライドできますので」と動画つきで構造を解説している。 高校生の頃からバイクのカスタムなどをやってきたため、DIYが得意だという投稿者。妻と2人で車関連のDIY動画のYouTube投稿なども行っている。 「トヨタのGR86というスポーツカーに乗っていて、運転席と助手席のシートを社外品に交換したため純正シート2脚が余ってしまいました。外した純正のイスは大きくて邪魔。中古パーツショップやフリマサイトなどで売っても二束三文ですし、売るにしても運ぶのも梱包するのも面倒だなと思ってました」と投稿者。処分に困っていた純正シートを前に、「元々イスなんだから、クルマで使わなくても家で使えるイスになる」と思いつき、そのままでは低すぎる座面を15センチほど上げる加工を試みたという。 「使った部材は1脚につき、アルミの角材3本と、ボルト、ナット、ワッシャーと、本来は机などに使用する調整脚です。全部ホームセンターで購入しましたが、合計で3千円ちょっとで済みました。使った工具はグラインダーとドリルくらいです」 投稿は2000件を超えるリポスト、1.2万件の“いいね!”を集めるなど話題に。「天才か!」「これいいですね! 真似しようかな? オークションに出そうか迷ってたところです」「車のシートって下手な椅子よりよっぽど座り心地がいいからこれは欲しい」「お気に入りのシートだけでも残せたらと思ってたとこでした。このお知恵最高だと思いました!」「素晴らしいライフハック」「レースゲームの椅子に使えそう!」など、称賛の声が多数寄せられている。 一連の反響について、投稿者は「正直これほど反響があるとは思いませんでしたね……。今回はGR86オーナーさんへのライフハック的なネタ投稿でしたが、『この方法があったか!』『なんでこれを思いつかなかったんだ』など、さまざまな反応があって面白かったです。意外と純正のシートを家に眠らせている人も多いようなので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか」と話している。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム