2階リビングを採用、自然光で過ごす気持ちいい家づくり。気になる防犯面は設備で対処
静かなリビングだからテレワークも集中できる
敷地は、分譲地の出入り付近。しかし、リビングで過ごしていても、通行人やクルマの出入りなど、外の様子が気になりません。 近隣の家は、1階がリビングなので、視線を気にすることがなく、日中はハニカムシェードを全開にして開放感を味わっています。 住宅密集地でありながら、隣家の生活音、クルマのエンジン音や走行音が聞こえてこないので、どの時間帯でも落ち着いてくつろぐことができています。 わが家では、カウンターキッチンを食事だけでなく、ワークスペースとしても活用しています。静かなリビングなので、集中して作業ができています。
宅配ボックスの設置で、階段の上り下りの負担軽減
2階リビングにすると、1階リビングのプランと比べて、階段の上り下りの負担が増えるといわれています。確かに宅配便が届くたびに、階段を下りて受け取るのは大変です。この対策として、玄関横に大きめの宅配ボックスを設置しました。 届いた荷物は、宅配ボックスから受け取るルールに。宅配便のたびにあわてて玄関に行くことはありません。これで多少、階段の上り下りの負担が軽くできたと思います。
気がかりな防犯対策も採用した設備でクリア
それ以外にも2階リビングは、防犯面が心配とよく聞きます。確かにリビングにいて1階の足音は、ほとんど聞こえません。万が一侵入されても気づかないことがありそうです。 そのため1階で窓をあけるのは、起床してベッドを整えるときだけに。換気は、熱交換型の換気システムを採用したので、普段の生活で窓をあけることがありません。 寝室が1階にあるわが家は、就寝中の心配もありました。センサーライトは、玄関だけでなく寝室の掃き出し窓にもつけました。 窓は防犯ガラスに。寝る前に防犯アラーム（ハウスメーカーの仕様）をセットしています。 2階リビングのデメリットといわれている問題も、宅配ボックスや防犯設備を採用することで、解消できています。 2階リビングの暮らしは、やさしい光で過ごせて、心地いいものです。わが家のような小さな家でも、ゆったりとした気分で過ごせています。
富山かのん
