2階リビングを採用、自然光で過ごす気持ちいい家づくり。気になる防犯面は設備で対処
ハウスメーカーで建てた2階リビングの家に4年間住んで感じたことを詳しくレポートします。1日の大半を自然光で過ごせる毎日に満足。通行人やクルマの出入りなどといった外の様子が気にならず、テレワークもはかどります。一般的にデメリットといわれる、階段の負荷や防犯の問題は、設備にこだわって不安を解消しました。
2階リビングの気持ちのいい家を建てたい
筆者は、4年前にハウスメーカーで、延床面積27坪の小さな総2階の家を建てました。この家で妻と2匹のネコと暮らしています。 家づくりの最初の段階で、担当の設計士に以下の4つのことを伝えました。 ・夫婦ふたりなので小さな家でいい ・コスパ重視で総2階の家に ・LDKのどにいてもネコを眺めていられる間取り ・2階リビングが気になっている ちなみに、2階リビングが気になっていると伝えたのには、理由があります。 じつはマイホームを考えはじめてからの2年間、毎週のようにモデルルームを見学していました。さまざまな間取りを見たなかで、とくに印象に残ったのが、2階リビングの間取り。とてもすがすがしくて気持ちよさそうで、忘れられなかったからです。 設計士にも、「小さな総2階の家を建てるなら、2階をリビングにした方がいい」と言われました。 そして実現したのが、1階に主寝室と予備室と水回り(浴室、洗面・脱衣所)、2階にLDKとネコたちの専用の部屋がある間取りです。 4つの希望はすべてクリア。明るいリビングの隣にはネコ用の部屋をつくり、ネコたちも気持ちよさそう。LDKのどこにいても、ネコたちを眺められる暮らしも実現できています。
2階リビングなら1日の大半を自然光で過ごせる
わが家は、分譲地内で周囲に家が立て込んでいる敷地に建っています。しかし、リビングを2階にしたことで、窓から日が降り注ぎ、明るい家になりました。 さらにわが家は、リビングの南と西に大きな窓をつくりました。この2つの窓のおかげで、朝から夕方の陽が沈むまで、電気をつけることなく暮らせています。 自然光で過ごすリビングは、時間帯によって光の入り方が変わります。同じ空間でもさまざまな表情を感じられるのも、気に入っています。