スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング5位。いないと困る…。とにかく頭が良い、ピッチ上の指揮官
15日、サッカー日本代表は2026年のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選第5戦目、アウェイのインドネシア代表戦で大量得点を奪い勝利した。これで4勝1分の勝ち点13。2位との勝ち点差は7となりW杯出場に大きく近づいた。誰が出ても点が取れる日本代表はまさに史上最強。そんな代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は11月17日現在。『transfermarkt』を参照)
5位:守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 生年月日:1995年5月10日 市場価値:1500万ユーロ(約24億円) 24/25リーグ戦成績:11試合2得点2アシスト 日本代表通算成績:39試合6得点4アシスト 遠藤航の不在時にはキャプテンを任されるほど、日本代表で絶対的な存在となった守田英正が5位にランクインした。精神的な支柱であることに加えて、“ピッチ上の監督”と言われるほど重要な役割を担っている。 そんな守田の「IQ」(89.0)は当然チームトップの数値だ。ボランチを主戦場としながらも、大学時代はセンターバックを、川崎フロンターレ時代にはサイドバックを兼任していたことからも、もともとIQは高かったに違いないが、より洗練されたのはスポルティングCPにルベン・アモリムが就任したことが大きいだろう。 類稀な戦術家のサッカー観を共有することでIQはさらに上昇し、日本代表にも還元するようになった。また、代表がスポルティングと同じ3-4-2-1を採用することになった点も追い風になっている。 事実、3列目からの裏への飛び出しはスポルティングで再三見せているプレーであり、ボランチの相方がどの選手になるかによって、自分自身が前目のポジションを取るのか、ディフェンスラインの前でアンカー役としてバランスを取るのかを使い分けることもできる。 個々のレベルの高さが故に史上最強と呼ばれている日本代表だが、守田がピッチ上にいることで、相手のレベルや試合展開によってやり方を自在に変えることができる日本代表もまた、史上最強と呼ばれる所以と言っても過言ではないだろう。
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