昨年の12月14日付、有馬記念1週前追い切りを伝える日刊スポーツの紙面

　朝日杯FSウイークの火曜夜です。明日は水曜。明日の朝は朝日杯FSへ向けて多くの馬が追い切りを行います。それ以上に、注目を集めるのが、有馬記念の1週前追い切りです。 　有馬記念は年末の国民的行事。普段は競馬を見ない、馬券を買わない人も参加します。今年の主役はファン投票1位で天皇賞・秋、ジャパンCを連勝中のドウデュース。今回がラストラン、鞍上は武豊騎手です。1週前追い切りでドウデュース、そして、ライバルたちはどんな動きを見せるのでしょうか。1年前の有馬記念前週の木曜付、日刊スポーツの紙面を見ると、昨年は1週前に武豊騎手が復帰して、あの有馬記念がやってきたのだなあ、と。 　明日夜には川崎で全日本2歳優駿が行われます。一昨年はデルマソトガケ、昨年はフォーエバーヤングが制しました。昨年、フォーエバーヤングの勝利を伝える記事の中で、矢作師は将来について、「海外志向の強い調教師なので、海外と思われているかもしれないですが、オーナーがダート3冠に魅力を感じているので、これからじっくりと協議して。自分の夢はケンタッキーダービーですけど、そこはオーナーの夢を優先できるように考えていきたいと思います」とコメントしていました。 　サウジとドバイで結果を出し、ケンタッキーダービーに挑戦し、秋初戦でダート3冠最終戦のジャパンダートクラシックを勝って、BCクラシック3着…。陣営の夢を走ってきたフォーエバーヤングはなんて偉大なんだ、と。そのフォーエバーヤングに続くスターホースが今年も川崎から出てくるのか、注目です。 　本格的な冬の寒さがやってきました。みんなが心身とも健康に過ごせるように願っています。 　【競馬デスク＠大阪中之島】