武骨さと都会っぽさを一挙両得できる「黒モッズコート」。着こなしの成功例を街角スナップで
ともすると土臭いミリタリーアイテムが、黒になるだけであら不思議。持ち前の武骨さを程よく中和。ぐっと洗練されて見え、都会の街並みによく馴染む。今回はそんな、ブラックモッズコートを颯爽と羽織る3人をピックアップ! 【写真6点】「武骨で都会的なモッズコート」の詳細を写真でチェック
① 立体感を生むコートのシワ感も◎
三浦 悟さん(33歳) アイコニックなトラックパンツと、グラフィカルなインナーはともにニードルスのアイテム。いい感じにクセのある両者を、黒いモッズコートでスタイリッシュに包み込んだ。 トラックパンツのグリーンに合わせず、あえてブラックを多用したことでアーバンな印象に。装いに立体感を生むコートのシワ感もグッド。
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② 往年のスキンズとは異なるモダンなワイルドさ
大久保峻朔さん(32歳) たっぷりとした身幅の黒モッズコートで、往年のスキンズとは異なるモダンなワイルドさをアピール。太いアームホールは、なんとも言えないリラックス感を呼び込む。 その重厚感をコントロールすべく、白いインナーと茶のコーデュロイパンツを相方に抜擢。さらには頭と足元でスポーティな要素を追加し、絶妙な軽やかさを手にした。
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③ リアル軍モノをアーバンにまとめるセンスに脱帽
伊香純一さん(52歳) コートとインナーは、ともにリアルな軍モノ。それをここまでアーバンにまとめるとは。黒いアイテムのチカラ、そしてそれを手懐ける伊香さんのセンスに脱帽である。 ただし、伊藤さんは脱帽せず。むしろ同じく黒いベレーを被って、着こなしをスノッブに補強。マフラーやミニバッグの使い方も印象的だ。
◇ 冬の大人を品良く彩る、黒いモッズコート。清く、凛々しく、たくましい。いいとこ取りのバランスは、どこか理想の大人像とも重なるのだ。
OCEANS編集部