オランダ王者PSVにオススメされる“パリ世代”の2人 欧州で鈴木唯人&斉藤光毅の評価が急上昇している
PSVのウイング候補としてリストアップ
今季圧倒的な強さでオランダ・エールディヴィジを制したPSVは、今夏にウイングの補強を狙っていると言われている。 さっそくオランダ『Voetbal Primeur』はPSVが目をつけている選手、さらには独自にオススメできるウイングを9人リストアップしているのだが、そこに日本人選手が2人も入っているのが特長的だ。 1人は、PSVからの関心が噂されているスパルタ・ロッテルダム所属の22歳FW斉藤光毅だ。今季はエールディヴィジで3ゴール5アシストの成績を残しており、実際にPSVが関心を寄せているとされる。 オランダ『Soccernews』はもう1シーズンはスパルタ・ロッテルダムで経験を積んだ方がいいとの見方を示しているが、オランダ王者PSVへの移籍は大きなステップアップだ。PSVでも結果を出せれば、本格的に欧州5大リーグへの道が見えてくる。 もう1人は、デンマークのブレンビーIFでブレイクした同じく22歳のMF鈴木唯人だ。 清水エスパルスからブレンビーへ向かった鈴木は、今季リーグ戦で9ゴール7アシストと大活躍。注目度はかなり上がっている。 同メディアは鈴木について、「2023年に日本からデンマークへ向かった鈴木は、リーグ環境に難なく適応した。22歳の鈴木は多才で、優れたドリブルとゲームビジョンを備えている。さらに、複数の攻撃的なポジションプレイできる」と称賛する。 PSVならば欧州カップ戦の戦いも経験できるため、デンマークからPSV行きは悪くない選択肢と言える。 PSVで出番を掴むのは簡単ではないが、22歳と若い斉藤と鈴木が注目されているのはポジティブなことだ。今季残したインパクトは確かに評価されており、ステップアップの時は近いか。
構成/ザ・ワールド編集部