米国人の父を持ち、欧州CL出場の20歳DF、日本代表落選に…X騒然「アメリカ代表に取られちまう」「唾つけられる前に」
日本サッカー協会(JFA)は7日、2026年W杯北中米大会アジア最終予選の2試合に臨む日本代表を発表した。 X(旧ツイッター)では、DFチェイスアンリ(20)が話題に上がった。米国人の父と日本人の母を持ち、中学1年の夏まで米国育ち。尚志高(福島県)卒後、直接ドイツ1部・シュツットガルトに入った。今季は、ドイツ1部に8試合、欧州CLに4試合出場している。 A代表は、1試合でも出場すると、他国代表として出場できなくなる。これまで、世代別代表はすべて日本で出場しているが、Xでは「代表呼ばないとアメリカ代表に、取られちまうんじゃね?」などと懸念する声。「チェイスアンリ、代表行ったくらいで今のポジションが揺らぐって感じでもないので本人が拒否してないなら早めに呼ぶが吉だと思うけどね」「アメリカに唾つけられる前にチェイスアンリを一度日本代表に呼んでおこうぜ」などと求める人が多数いた。 森保一監督は、選考基準について「どの国でどのチームでプレーしているかを一概にランク付けできない。総合的に判断しているとしか言えない」と前置きした上で「リーグのレベルと市場価値はすべて目を通している。基本的には、5大リーグでプレーしている選手、そこからデータを出す組織があるので、国別のランキングは見ている。だが、そこはあくまでもひとつの基準。普段やっていることとは違うチームで日本代表としては戦うので、そこでどう存在感を出せるかは、総合的にとしか言えないが、判断している」と説明した。
中日スポーツ