多くの人が加入している主要な保険に「未加入」で生涯を終えたら、一体どれだけのお金が浮きますか?
生涯にかかる生命保険の払込保険料
年齢別の世帯年間保険料から、生涯にかかる生命保険の払込保険料を算出します。厚生労働省の平均寿命国際比較によると2020年日本人の寿命は、男性81.64歳、女性が87.57歳でした。生涯は個人差があるため、ここでは80歳までを一生涯とします。 仮に20歳から生命保険に加入すると20代で215万円、30代で322万円、40代で361万5000円、50代で434万円、60代で410万円、70代で325万5000円を払うことになり、合計2068万円を保険料として払うことになります。さらに20歳から90歳まで生命保険に加入した場合では合計2390万円、100歳までは2646万円の保険料を支払うことになるでしょう。
保険に未加入で生涯を終えたら、どれだけのお金が浮く?
生涯にかかる生命保険の払込保険料から、20代から80歳まで保険に未加入で生涯を終えると2068万円、90歳まででは2390万円、100歳まででは2646万円のお金が浮くことが分かりました。扶養家族がいない人や多くの資産を持っている人などの場合、生涯にすると保険料はかなり高額となるため、保険は不要と考えることもあるでしょう。 しかし、病気やけがでの入院や通院にはお金がかかり、予想外に大きな負担となってしまうことも考えられます。万が一のときに慌てないためにも、医療保険やがん保険、個人年金などは加入しておいたほうが安心といえるでしょう。 出典 公益財団法人 生命保険文化センタープレスリリース 「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」 厚生労働省 平均寿命の国際比較 公益財団法人 生命保険文化センタープレスリリース 2021(令和3)年度生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部