離婚するべきかどうかがハッキリと分かる、離婚カウンセラー本人が実際に離婚時に試した《究極のシミュレーション》
「生命保険が下りてタダで家が手に入る」
この「究極のシミュレーション」は、何を隠そう、私自身が離婚したときに試してみたものです。 私自身も離婚の前に1年間ほど関係改善の努力をしてみました。ただ、元夫の態度は変わりませんでした。 そんなある日、この「究極のシミュレーション」をやってみたのです。さすがに笑うことはできませんでしたが、「もしこの人が目の前で死んだら、生命保険が下りるし、タダで家が手に入る。いいことずくめじゃないか」と思いました。そのくらい相手との関係の悪化に精神的に追い詰められていたのです。 こうして決心が固まったので、以降、離婚まで気持ちがブレずに進めることができました。いまでも後悔はまったくありません。 元夫に対しては、感謝すら覚えています。あのときウンとひどい条件をつきつけてくれたおかげで、私は「離婚カウンセラー」という天職につけたのですから。 『離婚調停には「ボロボロ」車と安物時計で登場…離婚カウンセラーが経験した元“夫”のずる賢い手口』へ続く
岡野 あつこ(夫婦問題研究家・パートナーシップアドバイザー)