鹿島が元所属選手・佐野の逮捕報道に言及 (C)J.LEAGUE

【国内サッカー 最新ニュース】鹿島アントラーズは7月17日、今月4日にブンデスリーガのマインツ（ドイツ）に完全移籍した日本代表MF佐野海舟に関する報道についてクラブ公式サイト上で声明を発表した。 7月17日、佐野が30代女性に対する性的暴行の疑いで逮捕されたことが『NHK』や『読売新聞』を含む複数メディアにて報じられていた。 佐野の元所属クラブである鹿島はクラブ公式サイトにて、次のように本件に対する声明を掲載した。 「本日（7/17）、佐野 海舟選手が7月14日（日）に逮捕されたことが一部メディアにて報道されました。同選手につきましては、7月4日（木）付けで1.FSVマインツ05（ドイツ）への完全移籍決定を発表し、既に移籍手続きは完了しておりますが、元所属選手に関する事案であるためクラブとしても大変憂慮しております。事案の性質上、クラブでは詳細について把握できないため、今後の状況を注視してまいります」 現在23歳の佐野は、岡山県出身。米子北高等学校を卒業後の2019年にFC町田ゼルビアへ加入した。2023年には鹿島へ完全移籍。同年11月には2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に参加する日本代表に、怪我のため辞退したMF伊藤敦樹（浦和レッズ）の代替選手として追加招集された。 今月4日には、ブンデスリーガのマインツに完全移籍することが発表された佐野だが、17日には30代女性に対する性的暴行の疑いで逮捕されたことが報じられた。報道によると、佐野は14日に東京都文京区湯島のホテルで知人男性2人と共謀し、女性に性的暴行を加えた疑いがあり、警視庁に不同意性交容疑で逮捕された模様。なお、現時点で認否は明らかにされていないという。