アーセナルがレアル・ソシエダMFメリーノを最大60億円で獲得!アルテタは「彼は勝者。チームを強くする」と期待
アーセナルは、レアル・ソシエダからミケル・メリーノを獲得したことを発表した。 ドルトムントやニューカッスル・ユナイテッドを経て2018年からレアル・ソシエダでプレーするメリーノ。6シーズンにわたって公式戦240試合以上に出場し、コパ・デル・レイ制覇やチャンピオンズリーグ出場権獲得などを支えてきた。さらに、スペイン代表では今夏に開催されたEURO2024に出場して優勝にも貢献した。 この活躍に加え、現行契約が最終年に突入することを受け、今夏のメリーノの去就には注目が集まっていた。中でも、先日から中盤の補強を目指すアーセナルが同選手の獲得に向けて動き出しており、移籍で合意に近づいたことがわかっていた。 そして27日、アーセナルはメリーノを獲得したことを発表。両者は1年間の延長オプションの付帯する2028年夏までの4年契約を結んだと伝えられている。移籍金としてレアル・ソシエダには、3200万ユーロ(約52億円)に加え、最大500万ユーロ(約8億円)のボーナスが支払われるようだ。 アーセナルのスポーティングディレクターを務めるエドゥ氏は、メリーノについて「ミケルは今夏のメインターゲットで、私たちは彼をスカッドに完璧にフィットし、私たちをさらに良くするための経験がある選手として認識していた。彼の加入により、彼はチームに高いクオリティやフィジカル、アスレティシズムをもたらすだろう。アーセナルのユニフォームを着てプレーする彼を見ることを楽しみにしている」と言及。 さらに、ミケル・アルテタ監督は「ミケルは経験や万能性とともに大きなクオリティをもたらすだろう。彼は何シーズンにもわたってクラブと代表でトップレベルでプレーしてきた。ミケルは技術面とともに強靭でポジティブなキャラクターで我々のスカッドをかなり強くするだろう。我々が今夏に見たように、ミケルはスペインの優勝を助けたEUROで力強いパフォーマンスを見せた勝者だ。彼と一緒に働くことを楽しみにしている」と期待を寄せた。