フェイスリフトされた「ポルシェ カイエン ターボ GT」はアメリカではまだスーパースターとして大活躍している!
ポルシェ カイエン ターボ GTフェイスリフト:650馬力のポルシェの走りは?残念ながら、ハイブリッドなしのターボGTは欧州では受け入れられなかった。しかし、アメリカでは、フェイスリフトされ第一線で活躍しているのだ。
古き良き時代・・・。私がアメリカ、アトランタへの旅を始めたのには理由がある。フェイスリフトしたばかりの「ポルシェ カイエン ターボGT」をドライブするためだ。
640馬力のスーパーSUVは、2021年末にニュルブルクリンクの新記録を樹立した。しかし、EUの排ガス規制に対応できないと判断された「ターボGT」は2023年に予定していたフェイスリフトのキャンセルを余儀なくされた。
より多くのパワーとより多くのラバー
とはいえ、GTパッケージ付きの「ターボ Eハイブリッド クーペ」が登場し、先代モデルより100馬力近くパワーアップしたが、300kg以上重くなった。米国の「カイエン」に話を戻そう。米国にはユーロ6や7といった厳しい排ガス規制はない。それゆえ、この有名な「カイエン ターボ GT」がフェイスリフトされ、存在していることは驚くべきことではない。 おいしいリブ料理とノンアルコールのバドワイザーを2、3缶飲んだ後、ようやく私は「カイエン ターボ GT」のキーを渡され、アトランタの街を少し走った。最高のプレスリリースから、フェイスリフト「ターボ GT」の新機能と、先代モデルよりも優れている点をすべて学ぶことができた。たとえば、631馬力から650馬力へのパワーアップ。それから、22インチのタイヤはサイドウォールが高くなり、Pゼロ コルサのラバーが追加され、デュアルチャンバーエアサスペンションは再調整された。 今回のフェイスリフトでは、内外装のメイクアップがより重視された。新しいヘッドライトとテールライトに加え、ディスプレイが湾曲し、ギアセレクターレバーがステアリングホイールの右手前に配置された。
アクティブロールスタビライゼーション、セラミックブレーキ、シフトタイムが短縮された8速オートマチックトランスミッション、チタン製エキゾーストシステムは、先代にすでに装備されていた。 そろそろアトランタの市街地に到着し、100個はありそうな信号待ちをした。そして、高速道路には数マイルごとに保安官がいて、楽しむチャンスはない。しかし、人里離れた場所に、高速と中速のカーブがあり、素晴らしい風景の世界に埋め込まれている!