フェイスリフトされた「ポルシェ カイエン ターボ GT」はアメリカではまだスーパースターとして大活躍している!
そして数マイル走ると、あの「ターボ GT」フィーリングが戻ってくる。この「カイエン」は、他の誰にもできないようなことができる。ステアリングはキビキビと動き、ESPラインを開けると、「GT」はいつものように外側に押し出される傾向があるが、あからさまなトラクションのおかげで常にコース上にとどまる。オートマチックトランスミッションはフリック操作で変速できるが、ギアボックスはとても賢く軽快なので、ドライビングの楽しさやスピードを失うことなく変速させることもできる。
ドイツよりアグレッシブなV8サウンド
サウンド?もうクルマに浸りすぎているのかもしれないが、ガソリンパティキュレートフィルターの有無による違いが聞こえてきそうだ。このUS仕様の「ターボ GT」は、2本のチタン製テールパイプから、ドイツで私たちが知っているよりもいくぶんアグレッシブなV8サウンドを轟かせる。重い車に乗っていることをすぐに忘れてしまう。道路の段差だけが、物理学が上書きできないことを思い出させる。これに加え、「ターボ GT」をパワーで押し上げる爆発的な反応を示すエンジンがある。パワーの小さな噴射が感じられるだろうか?そんなことはどうでもよく、本当に力強く押し出すのだ。
ステアリングは相変わらずスムーズだ。そう、このクルマはレーストラックでも確実に機能する。ただし、中速のカーブでは時折ほんの少しアンダーステアが忍び寄る。チューニングし直したサスペンションのせいではあるまい。ピレリのPゼロ コルサ タイヤのせいだろう。GTパッケージを装着したドイツ車のレーストラックでこの違いが出るかどうか、すぐに確認してみよう。サイズも同様に変更されている。 その間に、私は帰路につき、これまでと同じことをする。ガソリンの話だ。ハイブリッド「ターボ GT」はザクセンリンクサーキットでどれくらい速いのだろうか?SUVの新記録を打ち立てる?
結論
最新バージョンでも、このアメリカン「ポルシェ カイエン ターボ GT」はまだ本物のスポーツカーだ。これは私が知っている中で最も過激なSUVであり、ナンセンスだが非常にクールだ!
Guido Naumann