オーナーが語る!「ニンジャ H2 SX/SE」ってぶっちゃけどうなのよ!?【オーナーレビューまとめ】
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。 今回は、カワサキ ニンジャ H2 SX/SEについてオーナーの生の声をお届けします! 【画像】「ニンジャ H2 SX/SE」のユーザー評価などをギャラリーで見る(9枚) 文/Webikeプラス 谷田貝 洋暁
ぶっちゃけカワサキ「ニンジャ H2 SX/SE」ってこういうバイク!!
ニンジャ H2 SX/SEで、まず最初に語らなければならないのは、現在はカワサキしか作っていないスーパーチャージャー付きのエンジンを搭載しているということでしょう。 スーパーチャージャーとは、動力を使ってタービンを回しエアクリーナーボックス内にフレッシュエアを送り込んで加圧。よりたくさんの混合気をエンジンへと送り込むことで排気量以上の仕事をさせる過給機の一種です。2024年10月現在、「カワサキガスタービン&マシナリーカンパニー」、「航空宇宙カンパニー」といった高い技術力を持つ関連会社を擁するカワサキだけがこのスーパーチャージャーをバイク用エンジンで実用化している。ちなみに過給機の仲間には排ガスの勢いでタービンを回してフレッシュエアを加圧するターボもありますが、エンジン動力で積極的な加圧を行うスーパーチャージャーの方がより効果的な高出力化が望めます。 このスーパーチャージャー搭載するH2シリーズの登場は2015年で、フルカウルスポーツのニンジャ H2がその先鋒。現在、日本国内ではニンジャ H2のエンジンをツーリング向けに扱いやすくチューニングしたニンジャ H2 SX/SEと、ネイキッドタイプのZ H2/SEがラインナップしています。 今回紹介するニンジャ H2 SXシリーズには、スタンダードモデル(273万9000円)に加え、上級仕様のニンジャ H2 SX SE(306万9000円)があります。前述のスーパーチャージドエンジンに加え、ミリ波レーダーによるアダプティブクルーズコントロール(ACC)やブライドスポットディテクション(BSD)といった先進装備を備えるニンジャ H2 SXシリーズですが、上級仕様のニンジャ H2 SX SEには、さらにセミアクティブタイプの電子制御サスペンションを搭載。 ニンジャ H2 SX SEは、2024年10月現在、カワサキのラインナップの中では唯一メーカー希望小売価格が300万円を超えるモデルとなっており、技術的にも価格的にも名実ともにカワサキのフラッグシップモデルと言える存在になっています。