アジア最高額は? ACLEクラブ最新市場価値ランキング1~10位。トップは約400億円! 中東クラブは超豪華布陣がズラリ
5位:100億円の大台突破! かつてはコロンビア代表エースも所属
5位:アル・ラーヤン(カタール) 監督:ポヤ・アスバギ 24/25リーグ戦成績:8位 総市場価値:6400万ユーロ(約102.4億円) 最高額選手:ダビド・ガルシア(市場価値:1000万ユーロ/約16億円) AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの市場価値ランキングも、いよいよトップ5に突入した。5位に食い込んだのは、総市場価値6400万ユーロ(約102.4億円)を記録したカタールのアル・ラーヤンだ。 本拠地はカタールの都市アル・ラーヤンで、創設年は1967年。サッカー以外にも、フットサルやバスケットボール、卓球などのプロチームを抱える総合スポーツクラブだ。2000年代にはドイツ代表で活躍したマリオ・バスラー、スペイン代表やレアル・マドリードの“カピタン”フェルナンド・イエロといった大物選手が在籍。2023年から今年にかけて、日本代表の谷口彰悟もプレーしていたクラブだ。 華やかな選手が入れ代わり立ち代わり在籍し、直近ではコロンビア代表の“ナンバー10”ハメス・ロドリゲスがプレーしていたが、現在のアル・ラーヤンにはメディア栄えする選手があまりいない。それでも市場価値ランキングでトップ5入りを果たしたのは、チーム内最高額となる市場価値1000万ユーロ(約16億円)のダビド・ガルシアがいるからだ。 9歳からオサスナで育ち、主将として幾度となくチームを救ってきたD・ガルシアだが、今年8月にカタール行きを選択。カタール・スターズリーグ(カタール1部リーグ)で4試合に出場するだけでなく、日本時間9月18日に行われたACLE・リーグステージ第1節のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦でも先発フル出場しており、主力のセンターバック(CB)としてチームに貢献している。 D・ガルシアが抜群のキャプテンシーを備えた素晴らしい選手なのは間違いないが、もしも2000年代のように世界的なスターが多数在籍するようになれば、アル・ラーヤンの市場価値はトップ3圏内まで伸びるかもしれない。