6割以上の企業が「Web広告運用でフリーランス人材を活用」。人手不足が加速? 【キーワードマーケティング調べ】
キーワードマーケティングが運営する「キーマケLab」は、「広告運用業務におけるフリーランス人材・業務委託者活用に関する実態調査」を実施した。月額広告予算が10万円以上の企業の経営者・役員、マーケティング担当者316名が回答している。
事業会社の62.1%が「フリーランスに広告運用業務を委託」
まず、フリーランスなどの業務委託契約者に広告運用業務を依頼しているか・過去に依頼したことがあるかを聞くと、「現在依頼している」は43.4%、「過去に依頼したことがあるが今はしていない」は18.7%で、合計62.1%の企業が依頼の経験ありとなった。
業務委託契約者に依頼した理由としては、「社内に広告運用の専門スキルや知識を持つ人材が不足しているため」が63.3%で最も多く、「即戦力となる人材を採用し、レベルを引き上げたかったため」が49.5%、「社内の人件費の削減を図るため」が41.8%と続いた。
フリーランスなどの業務委託契約者に求めることとしては、「運用の知識や技術のノウハウ共有」が57.7%で最多となり、以下「目標や期待される成果の達成」が51.0%、「タスクを円滑に行えるコミュニケーション能力の高さ」が48.0%となった。
Web広告運用をできる人材が不足? 約6割が採用難を実感
また、勤め先の企業で広告運用ができる人材の採用難易度が上がっているかを聞いたところ、「非常に上がっている」「やや上がっている」を合わせて58.9%の人が難易度の上昇を実感している結果となった。
フリーランスなどの業務委託契約者を紹介してくれるようなマッチングサービスを利用したいと思うかという質問では、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計が66.8%にのぼった。
調査概要
・【調査対象】月額広告予算が10万円以上の企業の経営者・役員、マーケティング担当者316名 ・【調査期間】2024年8月14日~8月16日 ・【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査