関電の金品受領問題 第三者委が会見(全文9)影響力を見せつける機会にしていた
会食はどういった人が何人程度参加していたのか
福井新聞:分かりました。それと最後に、1個別紙の、3-2-3-1、会食の一覧表。会食についてなんですけれども、会食についてはどういった方が何人くらい参加していたのでしょうか。 司会:これは私もいろいろ、これは総合的な足し算でございまして、例えば非常に少ない人数で森山さんが関西電力の方と会うということもございます。具体的には京都支社の方ですとか、原子力事業本部の方もいらっしゃいます。少ないというパターンもあります。ただ他方で、非常に大人数でぞろぞろと、非常に長く、午後いっぱいのような形でやっているような事例、小規模、大規模両方ございます。 福井新聞:関電社員と森山さんの集まりと考えて。 司会:はい、関電さんの役職員の方ということですね。 福井新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:どうぞ、マイク。
八木氏が関わった工事発注不正は?
記者2:すいません、ありがとうございます。ちょっとお伺いしたいのが、八木さんは、原子力事業本部を経て、社長、会長になられますけど、社長、会長の立場で何か工事発注の不正に関与してたっていうことはあるんでしょうか。例えば、私、全部読んでませんけれども136ページは八木社長に確認して、KPTからO社へ切り替えざるを得ないっていうような内容のものが残っていたりしたみたいですけれど、何かそういった、要は社長職、会長職にあった八木さんが関わったことによる工事発注の不正はありますでしょうか。 司会:実は森山さんは誰々には話を通しておいたというようなのはよく多用されておりまして、そのときの誰々というのに本当に約束していたのかどうかということが分からない事例というのが非常に多くございます。なのでなかなかちょっと推測でものは申し上げられないんですが、確かにここの136ページのところを見ますと具体的に社内文書にそういった八木さんの名前が出てくる。 ただこの限りでわれわれもそういったフォレンジック調査をするときには、具体的な氏名等も入れつつやっておりまして、重要なものは挙げているという理解で結構でございます。ここに載っているのが重要なものだということでございます。 【書き起こし】関電の金品受領問題 第三者委が会見 全文10へ続く