関電の金品受領問題 第三者委が会見(全文9)影響力を見せつける機会にしていた
どのくらいの割合が不正発注だったのか
福井新聞:はい。すいません、そうしますと、発注件数なんかですと、かなり会社によっては年に100件、200件とかってあるわけなんですけれども、全体的な印象として、この発注の大部分がそういった意味で不適切であったとか、どのくらいの割合が不正な発注であったというふうにお感じでしょうか。 司会:その点は非常に難しくて、基本的にここに載っている発注というのは正規の稟議を通して、正規のプロセスで発注されているものですので、それを不正と、あるいはおかしいと認めるためには何か正規の以外のところで実は不当な意思が働いていたっていうことが分からないと駄目だといえないんですね。そのために、本来の正当な稟議プロセスに上がってこないような、フォレンジックメールで認定しているということがあります。なので、従って質問に端的にお答えしますと、見つからなかったからといって正しいのかということもありますので、なかなかちょっとその割合をお答えするということは難しいということを答えさせてください。 福井新聞:ありがとうございます。 司会:ちょっとだけ今、委員長離席させていただいておりますけれども、ほかもしあれば。じゃあ左後ろの方、右後ろの方。
熊谷組から関電側への働き掛けなどの発言はなかったのか
共同通信:共同通信の【オオニシ 03:32:20】と申します。151ページぐらいからあると思うんですけど、熊谷組への発注の件で、ここだとINSSに関してはちょっと言及されてるんですが、その後のデジタルフォレンジックとか、関電関係者のヒアリングから、ほかに森山さんを通じた、熊谷組から関電側への働き掛けとか、両者の距離感とかいった発言とかいうのはなかったんでしょうか。 司会:ここは、ここに書かせていただいているとおり、まさに1月7日の共同通信さんの報道をもとにわれわれとしてもいろいろと可能な限り調べたのですけれども、われわれとして調べられたのはここに書いてあることが全てだというご回答であります。 共同通信:分かりました。 司会:では真ん中の方どうぞ。