【B1注目新人6選】先発候補からビッグガードまで多才なメンバーが粒ぞろい
三谷桂司朗(広島ドラゴンフライズ)
日本人エースとしての活躍が期待される有望株。高校3年次に広島でBリーグの舞台に立つと、デビュー戦でいきなり初得点をマークした地元出身プレーヤーだ。昨シーズンは途中加入ながら21試合で先発を担い、リーグ優勝にも貢献した。すでに3x3日本代表や5人制の代表候補にも選出された経歴を持つオールラウンダーで、ドライブ、ジャンパー、3ポイントシュートなど得点パターンも豊富。「開幕からギア全開」(三谷)で挑む今シーズンは、主軸として一層存在感を放ってチームをけん引する働きが求められる。より積極果敢なプレーで勝利へ導くことが、新人賞かつ日本代表入りへのアピールにも繋がるはずだ。
脇真大(琉球ゴールデンキングス)
U22日本代表にも選出された世代屈指のスラッシャー。白鷗大学時代には2度の日本一に輝き、昨年のインカレでは得点王とMVPを受賞した。脇真大の193センチのサイズでフィジカルも強く、ハンドラー役を担うこともできる。その中でも一番の武器は力強いリングアタック。多少強引でもリングに突進し、ファウルを受けながらもシュートをねじ込むプレーが彼の代名詞だ。琉球ゴールデンキングスという強豪クラブへ入団し、これからも順風なキャリアを歩むようにも見える。しかし、学生時代には代表メンバー落選を経験し、琉球に途中加入した昨シーズンはケガでリハビリ生活を余儀なくされた。不屈の精神、コート上であらわにする闘志も彼の魅力であり、琉球のエースになる日もそう遠くないだろう。
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