北の海の厄介者?だった「オオズワイガニ」大阪で大ブレイク!“海の異変”で食卓も変化2024
男性客が注文していたのは、北海道産のオオズワイガニ。 ほぐした身が甲羅にふんだんにのって価格は1800円。
(客)「カニみそもうまい。こんなバクバク食べていいもんじゃない」 (客)「北海道の人とれすぎて困っているという話。もっともってきてよ」
こちらの女性グループもオオズワイガニを注文! (客)「身がプリプリ」 (客)「高い店でしか見ないから立ち飲みでこんなのがあるのは珍しい」
専門家は、暖流の動きの変化が海の異変を引き起こしている可能性を指摘します。 (北海道大学 安井肇名誉教授)「高水温の塊のようなものが日高沖とかえりも沖とかに居続ける。ヒダカコンブとか釧路にいるナガコンブとかは高水温の影響はより受けやすい。すごく枯れるのが激しくなる。秋にサケが戻ってくるときに高水温のままなので、サケとしては自分の生まれた川に戻りづらくなっているんじゃないか」
ひと昔前とは変わりつつある海の環境。 深刻化する異変にどう向き合うかが問われています。