<けが人なし>IHの電源切り忘れで鍋が過熱か 学食の厨房でぼや 東北大学青葉山キャンパス<宮城・仙台市>
5日夜、仙台市青葉区の東北大学青葉山キャンパスで、学食の厨房に置いてあった雑巾が焦げるぼやがあった。 けが人はいなかった。 【画像を見る】現場となった東北大学青葉山キャンパスの学食「こもれびカフェ」<画像5枚>
ぼやがあったのは、東北大学青葉山キャンパスの学食「こもれびカフェ」の厨房。 警察と消防によると、5日午後10時20分頃、「厨房から火と煙が見える」と大学の警備員から通報があったという。 消防がポンプ車など12台を出したが、通報した警備員が水をかけるなどしていたため、約25分後には、到着した消防によって鎮火が確認された。 これにより厨房にあったプラスチック容器が融け、その下にあった雑巾が焦げたものの、ケガをした人はいなかった。
学食は営業しておらず無人だったが、現場にはIHクッキングヒーターの上に置かれ、中身が焦げた状態の寸胴鍋があったという。 学食の従業員は、年明け最初の営業日である6日に向けて5日午前に寸胴鍋で仕込み作業をしていたということで、警察は、従業員がIHクッキングヒーターの電源を切り忘れたことで中身が蒸発して鍋が熱くなり、近くにあったプラスチック容器が融けた可能性があると見て、調べを進めている。