【2024年10月から】郵便ハガキが22円も値上げされて「85円」に!? 未使用の切手や、書き損じたハガキを新しい物に替える“手数料”も値上がりしてしまうの?
郵便は日常生活に欠かせないライフラインのひとつですが、2024年10月から郵便料金が改定され全体的に約15%から35%程度の値上げが行われます。 本記事では、値上がりする郵便料金の内容と、新しい切手類への交換手数料なども変わるのか、今回の値上げ理由などを解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
郵便料金はいくら値上げされる?
「郵便料金」の値上げ額は大きく、20円程度もしくはそれ以上の値上がりです。通常のハガキは9月末までは63円ですが、10月1日からは85円と約35%の値上げです。定形郵便物は25g以内84円・50g以内94円と重さに応じた料金だったのが、50gまで110円に統一されます。 「定形外郵便」は50g以内120円が140円に、100g以内140円が180円に変更され、最高で1kg以内580円が750円になります。 「速達料」も250gまで260円が300円に、1kgまで350円が400円に約15%値上がりします。10月からも料金が変わらないのは、一般書留と現金書留480円・簡易書留350円です。 値上げ後の料金に対応した切手・ハガキ・レターパックなどは、9月2日から郵便局などで販売開始されます。料金が変わる前の切手やハガキなどを10月から使う場合には差額分の切手を貼ることが必要です。料金が不足すると返送されるか、配達先の受取人に不足分が請求されてしまうので注意しておきましょう。
未使用の切手や書き損じたハガキなどは、早めに交換したほうが良い?
未使用の切手や書き損じたハガキは、9月2日から交換手数料を支払って新しい切手やハガキに交換できますが、10月からは交換手数料も値上げされるため、早めに交換しておいたほうが良いでしょう。 <例>1枚63円のハガキを、85円の新しいハガキに交換する場合 (1)9月2日から9月30日までの交換手数料(1回100枚未満) 新料金85円との差額22円+交換手数料5円=1枚あたり27円 (2)10月以降(1回100枚未満) 新料金との差額22円+交換手数料6円=1枚あたり28円 100枚未満の未使用切手を交換する場合も、10月から1枚当たりの交換手数料が6円に上がります。