【2024年10月から】郵便ハガキが22円も値上げされて「85円」に!? 未使用の切手や、書き損じたハガキを新しい物に替える“手数料”も値上がりしてしまうの?
「レターパック」などの料金も変わるの?
「レターパックライト」と「レターパック」は料金が値上げされるので、9月までに購入したものを10月以降に使うときには不足分の切手を貼り付けることが必須になります(重量制限は変わりません)。 レターパックライトは4kgまで370円が430円に、レターパックは4kgまで520円が600円に変わります。
郵便料金が一斉に値上げされる理由は?
郵便料金が値上げされる主な理由としては、「郵便取扱量の減少」と「コストの上昇」が挙げられます。総務省が公開した「25g以下の定形郵便物等の上限料金の改定について」によると、国内郵便取扱量は2001年度の262億通から毎年平均約3%ずつ減少し、2022年度には144億通と約45%も減少しました。 郵便取扱量の減少によって収益も悪化、燃料費などのコスト上昇もあわせて、2022年度の郵便事業の収支(営業損益)が約211億円の赤字になったことで、郵便事業を維持するために今回の料金改定が行われます。
まとめ
2024年10月から、郵便料金と交換手数料などが全体的に約15%から35%程度値上げされます。値上げの主な理由は郵便取扱量の減少などがあり、郵便事業を維持するためです。 新しい切手やハガキへの交換手数料なども10月から値上げされるため、早めに新しい料金の切手類を用意しておくことが望ましいでしょう。 出典 日本郵便株式会社 2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります 日本郵便株式会社 変更前後の料金の一覧 総務省 25g以下の定形郵便物等の上限料金の改定について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部