全豪オープン

日比野菜緒（ASBクラシック）[画像/ゲッティイメージズ]

テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は8日、女子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク143位の日比野菜緒が同245位のE・マカロバを6-3, 6-7 (4-7), 6-1のフルセットで破り、予選決勝進出を果たした。 【錦織圭 エキシビでトップ選手と対戦】 予選は6日から9日まで行われ、3試合に勝利すると本戦入りすることができる。 30歳の日比野は同大会の本戦に過去7度出場しており、2020年と2021年には初戦を突破し本戦2回戦進出を果たした。昨年は本戦1回戦でM・サッカリ（ギリシャ）にストレートで敗れている。 予選2回戦の第1セット、日比野が第1ゲームから5度のブレークポイントを握り、ブレークに成功。その後、相手に2度ブレークを許したものの、日比野は3度ブレークを奪い返し、第1セットで計4度のブレークを果たして先行した。 続く第2セットは、両者が3度ずつブレークを奪い合う展開に。第12ゲームで日比野は2度のマッチポイントを握ったものの、取り切れずタイブレークに突入。タイブレークでは3度のミニブレークを許し、試合はファイナルセットに突入した。 それでもファイナルセットでは、第3ゲームで6度目のブレークポイントをものにした日比野が勢いに乗り、6ゲームを連取して勝利を収めた。 勝利した日比野は2年連続8度目の本戦入りを目指し、予選決勝で予選第3シードで世界ランク113位のH・ダート（イギリス）と対戦する。ダートは予選2回戦で同172位のT・プレストン（オーストラリア）を逆転で下しての勝ち上がり。