写真：Car Watch

　カーメイトは11月11日、カーキャリアブランド「INNO（イノー）」から、最上級モデルとなる「イノー ルーフボックス 850」（BRM850BK）を発売した。価格は17万2700円。 【画像】フルサイズSUVの「ランドクルーザー 250」からミドルサイズセダンの新型「プリウス」までさまざまなモデルに似合うデザインを採用 　今回発売されたルーフボックスは、近年の高級SUVに見られる角ばった「ラギット系」から流線型の「アーバン系」までの2つのスタイルに幅広く調和するようにデザインされ、大容量とデザイン性を両立した新フラグシップモデル。 　横から見たスタイルを追求し、車両のボディラインから続くような斜めに伸びるキャラクターラインを採用することで車両との一体感を演出。本体前後に伸びるストレートラインと緩やかにRがかった天面のシルエットにより、さまざまな車両のデザインに自然になじむとした。 　ストレートラインの中央部に凸形状を設け、ハンドルとしての機能を持つデザインとすることで、ルーフボックスのデザインになじみつつも快適に開閉可能としている。 　また、SUVの車幅拡大傾向を考慮し、車両との一体感を高めるワイドサイズにするとともに、前方から後方まで均一に高さを抑えてスタイリッシュに設計。2050×980×320mm（全長×全幅×全高）というサイズで競技用の長尺スキー板（全長185cm）も収納可能としつつ、高さを抑えながらも約400Lの大容量を実現した。ボックス内には3～4人分のキャンプ道具やスキー板8セット、スノーボード4～6枚が収納できる。 　さらに、車両の両側から荷物の積み下ろしや取り付けができるデュアルオープン（左右両開き）としたほか、ベースキャリアへの取り付け強度を記憶し、レバー操作でワンタッチ脱着できる「メモリークランプ」といった機能を採用。カバーを閉めると自動的にロックし、ボタンを押すと開錠状態がキープされる「セーフティロックシステム」（特許第5396077号）も採用され、カバーがロックされないとキーが抜けないためキーのかけ忘れを防止できるとした。